天野酒産学連携プロジェクト第一弾 古代米酒「なにわの育」
弊社では平成19年より大阪府立大学生命環境科学研究科と連携し、機能性成分含有の清酒開発に取り組んでいます。
昨今の健康志向が強まる中、呑んでからだに良いお酒を研究していくことは今後必要不可欠と考え、上質な醸造には酒造用好適米を使うのはあたりまえとなっている現在の方向性はそのままに、古代米(有色米)に含まれる機能性成分をお酒に利用できないかを府立大学と共同研究を進めて参りました。
一年目は数ある有色米の中から品種を選定する研究が始まりました。有色米がお酒に及ぼす機能性がどのようなものか研究が進む中、醗酵過程においてアントシアニンが抽出される古代米「アサムラサキ」を使うことで抗酸化作用、抗癌作用の機能性が考えられ、またお酒がピンク色になるため、視覚的にもすぐれるということで採用が決まりました。
そして大学内の圃場にて育てられた原料米「アサムラサキ」を使い、試験醸造を行った結果、720mlで380本のピンク色をした甘いお酒が完成しました。
大阪府立大学内にて教職員を中心に販売を行った結果、一ヶ月で完売。試験醸造にも関わらず評価も上々、今後は更なる味の改良に加え、機能性成分について一年がかりで評価テストを行い、からだによい機能性有色清酒として来春の発売を予定しています。
【酒 質】アルコール分15~16度 日本酒度-5.0
【原材料】米・米麹 掛け米にアサムラサキを使用。
※純米仕込を行っていますが、アサムラサキの等級が一般米となるため「純米酒」ではございません。 |